生活保護の支給金額と「最低賃金」を比較すると,少なからぬ地域で生活保護の水準が上回る
生活保護費の金額を計算するための式は,
生活保護費 = 生活扶助基準(1類費+2類費+期末一時扶助費) + 住宅扶助
という算出方法だ。
この生活保護の金額を「最低賃金」と比べると,
少なからぬ地域で,生活保護のほうが上になってしまう。
下のグラフを見ると分かりやすい。
例えば埼玉県では,
最低賃金よりも生活保護のほうが5000円ぐらい上になっている。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98...
- 地域別の比較表
つまり,働く人のほうが少ない金額で生活する場合がある,ということ。
その原因:
朝日新聞デジタル:最低賃金が生活保護費未満、11都道府県に増加 - 経済・マネー
http://www.asahi.com/business/update/...
- 働き手が負担する健康保険や年金の保険料が増える一方、都市部で生活保護が増え、保護世帯向けの住宅費補助が膨らんだため
生活保護費のほうが最低賃金より多いなんて間違ってます。 真面目に働いている人が...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/...
- 生活保護を受けて、家族がある方は、最低賃金より多く支給されています(家族が多いと扶助金額が多くなる)
この件を問題視する意見や声:
最低賃金 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%8...
- 「最低賃金は生活保護基準以下に抑えられており、これは労働者の生活よりも、企業活動を優先しているからだ」という意見は国会をはじめ、各所で取り上げられている。
生活保護費と最低賃金の逆転現象どう思う?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/...
- フルタイムで働いても生活保護費を下回っている
最低賃金14円上げ 生活保護との「逆転」解消へ :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASD...
- 最低賃金で働く人の手取りが生活保護の給付水準を下回る「逆転現象」は、13年度中に北海道を除いて解消する見通し