がんの腫瘍が原因で血管内が凝固する,DIC(播種性血管内凝固症候群)
DICとは,血が凝固してしまう症状。
血が凝固してしまう
- 凝固のために血液の成分が消費されるため,出血しやすい。
- また,血栓が体中のあちこちにできるため,臓器が働かなくなる(臓器不全)。
DIC(播種性血管内凝固症候群)の原因・症状・治療 [感染症] All About
http://allabout.co.jp/gm/gc/416032/
- 血管内で、血を固める機能が強くなってしまい、血小板と凝固因子が消費されてしまい、肝心な止血機能が失われて様々な臓器で出血しやすくなってしまう
- 血管内で、血の塊である「血栓」が作られてしまいます。
- 腎臓への血管が詰まると腎機能が低下する腎不全、肺への血管が詰まると肺塞栓を起こし、呼吸困難、顔色が悪いチアノーゼ、ショックを起こります。
播種性血管内凝固症候群(DIC) とは - コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E6%92%AD%E7%...
- 血の固まる力(凝固能)が高まり、おもに、からだ中の細小血管、毛細血管のさまざまなところで血のかたまり(血栓)ができる。
- こうして血栓がつくられるとき、血栓による臓器不全とともに、血小板や血漿に含まれる血液の凝固に必要な成分が大量に使われるため、出血があっても、なかなか止まらない(消費性凝固障害)
関連疾患 一般社団法人日本血液製剤協会
http://www.ketsukyo.or.jp/disease/dic...
- 播種(はしゅ)とは、畑に種をまくことを意味し、この場合、種に相当するのが血栓です。
- DICは、血管内に無数の血栓がばらまかれた、凝固の反応が非常に高ぶった状態
なぜDICを発症するのか?
基礎疾患である, がん等が原因。
広汎性血管内凝固/DIC/播種性血管内凝固症候群=汎発性血管内凝固症
http://www.naoru.com/kouhan-kenan.htm
- がん、感染症などの悪化により引き起こされる
どうやって治すのか?
治療のためには,もとになっている基礎疾患を治療すること。
とは言っても,基礎疾患としてはガンが一般的で,進行性の末期だったりもする。
なので,DICは治せる可能性がない,という場合も多い・・・。
血液・呼吸器内科のお役立ち情報:悪性腫瘍(癌)とDIC:疫学、基礎疾患、発症頻度
http://www.3nai.jp/weblog/entry/34396...
- 悪性腫瘍(固形癌、造血器悪性腫瘍)は、DICの基礎疾患として極めて大きな位置を占めることになります。
- 固形癌においてDICを合併した場合には、全身転移を伴った進行癌である場合が多い