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マイスリーは,半減期の短い・抜けの良い睡眠導入剤。酒と飲むと異常行動なので注意

不眠や, 寝付けない症状の治療などのためによく使われる睡眠導入剤,マイスリー。

この薬の概要を知っておこう。

効き目が良くて,副作用も少ない

効き目が速くて抜けがよい。」が,マイスリーの特徴。

  • 飲んで30分〜1時間で眠くなる。
  • 朝まで持ち越さない。

ただし,酒と一緒に飲んではいけない。異常行動を起こす場合があるから。


どんな薬か:

ゾルピデム - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B...

  • 睡眠導入剤である。日本での先発品の商品名はマイスリー
  • 超短時間作用型であり、寝付きの悪さの改善薬。
    • 早朝覚醒(夜中に何度も目が覚めるなど)には用いられない
  • 成人は1日1回、就寝直前に服用する。
    • 服用後、ゾルピデムは速やかに胃腸から吸収され、0.8時間で血中濃度が最大になった後、速やかに減少する(消失半減期は2.1-2.3時間)。
    • 血中濃度が最大になるまでの時間が非常に短く、また消失半減期も非常に短いため、翌朝に眠気や倦怠感などが残りにくい


マイスリー
http://zusu.net/mentalhealth/myslee/

  • マイスリーは現在、日本で一番売れている睡眠薬
  • 従来のベンゾジアゼピン系睡眠薬の問題点であった「翌朝まで効き目が残ってしまって、朝になっても眠気が残ってしまう症状」や「筋弛緩作用」「依存性」などが軽減された, 全く新しいタイプの入眠剤
  • マイスリーの最高血中濃度到達時間は 0.7〜0.9時間前後、つまり作用時間で分類すれば、睡眠薬の中では「超短時間型」です。
    • ですから、マイスリーは床に入ってもなかなか寝付けないという症状に向いている


ゾルピデム:マイスリー
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se1...

  • 寝つきの悪いときや一時的な不眠に適します。
  • 持ち越し効果が弱く、翌朝の眠気や不快感も少ないほうです。

どんな仕組みで効果を生むのか

働く仕組みは,「脳を抑制しようとする部位を刺激する」というもの。

その部位のことを,ベンゾジアゼピン受容体と呼ぶ。

マイスリー(ゾルピデム)の作用機序:睡眠薬
http://kusuri-jouhou.com/medi/sleep/z...

  • 昼になると脳の機能が覚醒し、逆に夜になっていくと脳の機能が抑制されていきます。
    • この時、脳機能の抑制に関わる受容体としてベンゾジアゼピン受容体が存在します。
    • つまり、脳を抑制しようとするベンゾジアゼピン受容体を刺激すれば、眠りを引き起こすことが分かります。

使用上の注意点

飲むときの注意点として,アルコールとの併用はNGだ。

これはどんな薬にも言えること。

マイスリーとアルコールを同時に摂取すると異常行動が現れる!?
http://ssri.help-navi.net/category4/e...

  • 短時間作用型の睡眠薬を摂取する場合は、アルコールと同時摂取せずに、1日のやり残したことを片付けてから、『後は寝るだけ』という状況にての摂取をオススメ致します。


使用するなら知っておきたいマイスリーの効果と4つの注意点 | iGotit
http://igot-it.com/myslee-kouka-2754....

  • 不眠症に効果がある薬剤ですが、総合失調症と躁うつ病のため患っている不眠症には、効力は期待できません
  • 初めてマイスリーを使用する方は5mg より服用すると決められています
  • 服用すると30分以内に効力はあらわれます。そして、その持続時間は約2時間なので、眠りたいのになかなか眠れないという入眠障害を持つ方に処方されることが多い
  • マイスリーを摂取する前後にお酒を飲むと、異常行動を起こすことがあるといわれています。マイスリーとアルコールを同時に摂取し、寝ようとしたら「急に部屋の片づけをしてしまった」、「食事をしてしまった」、「車を運転しようとした」などの報告があります
    • アルコールを摂取したときは、最低でも2時間は間隔をおいてマイスリーを服用してください。