スポンサーリンク

太っている見た目や体型の悪さが原因で,劣等感から対人恐怖や醜形恐怖症・摂食障害・うつ病や視線恐怖を発症する。克服のためには自己の肯定が最優先

「太る」ことと,「うつ病・対人恐怖症・摂食障害」には
どんな関係があるか。
原因と結果を,わかりやすい1枚の図にまとめた。

※この図は,PDFファイルとしてこちらからダウンロードできます。

この図の内容を,以下で詳しく解説する。

「太っている」という悩みから,どういうメカニズムで
「対人恐怖」「摂食障害」になってしまうのか。

また悪循環の克服のカギは「完ぺき主義を直すこと」
なぜ言えるのか。
わかりやすく説明します。

(1)育った家庭環境が原因で,「他人の目を異常に気にする」ようになってしまう

育った家庭環境が原因で,
大きくなってから「摂食障害」になる人は多い。

親がケンカばかりしていたり,ヒステリーだと,
子供は安心できない。

その結果,子供は親の顔色を伺いながら,
おびえて暮らすようになる。

  • 親を怒らせたくない,
  • 他人から見て自分は嫌な子供,と思われたくない,
  • 完璧にしなければ・・・

という具合に神経質になる。

そうしているうちに,
他人の目を過度におびえて気にするようになる。
親の顔色をおそるおそる伺っていた幼少期のなごりだ。
それで病気になる。

人から見られる事を病的に恐れて,外見や体型を気にしてしまう。
太るのを避けるために摂食障害になるのだ。

こういった幼少期の原因は,昔のことなので,
自分では気づきづらい。

摂食障害と対人恐怖、仲間からのメッセージ
http://www2.wind.ne.jp/Akagi-kohgen-H...

  • 嫌われるのが怖い−摂食障害の方に共通の対人関係」
    • 摂食障害になる人の共通点は,とにかく周りの人達の視線が怖い。
    • 非難されるのではないか、嫌われるのではないか、仲間外れになっているのではないか、と戦々恐々としています。その恐怖のために長期間、家庭にあるいは自室に閉じこもっている人もいます。
    • ニコニコ仮面で表面的だけ取り繕い、言うべきことも言えず、他人の言いなりになってストレスをためている人もいます。安心感、安全感を持てない幼児期の家庭内環境で身につけた生残りの戦術です。
  • 対人関係の問題に焦点を合わせることが重要です。
    • ごく軽症の場合を除いて、一般に摂食障害からの回復は, 対人関係の回復なしにはあり得ません。
  • 経験談1:
    • 「考えていることも、だんだん哲学的になり、はっきり言ってクラスから浮いていました。自分でも世の中に適応しない自分を感じていました。
    • ひきこもりをしているときは、車や電車などの乗り物に乗ることが恐ろしく、外で自分を知っている人に会うのが怖かった
  • 経験談2:
    • 「私は物心ついたときからずっと, 母親の顔色を見ながら育ってきました。母は機嫌が悪くなると、ヒステリックになってとても怖いのです。
    • だから私はつらいことがあっても、淋しいときも、甘えたいときも、自分の感情を抑え、母の機嫌を損ねないことを第一に生きてきました。」
  • 経験談3:
    • 「太っているから人間関係がうまくいかないんだ, とこれまで思い込んでいました。
    • 体重の変動が激しく、いつも何かを食べていないと不安になる。こんな私を周りの人はどうみているのだろう、と恐ろしくなります。
    • 私は子供のころから両親のケンカを見て、いつもおびえていました。私は周囲の大人の顔色をうかがい、自分の感情をしまいこむようになりました。自分の本当の気持は話せない。話すと嫌われる、とずっと思っていました。」
  • 経験談4:
    • 「いつの間にか私は、完璧な自分を演じることによって得られる称賛という評価なしには生きられない人間になっていました。
    • どんなに頑張っても私の欲しい安心感は得られませんでした。安心感とは、自分を偽って演じることで勝ち取るものでなく、ありのままの私が与えられ、感じるものだ、と気づいたのです。」
  • 経験談5:
    • 「私はいつも, 他人からどう思われているかが気になって仕方ありません。のけ者にされるんじゃないか、嫌われているのじゃないかと気が気じゃありません。誰かがひそひそ話をしていると、私のことを言っているのじゃないかと怖くてたまりません。」


対人恐怖症の原因の一つである「隠れた怒り」を見つけて癒す(理解する)ことで克服できます。自分でも気が付いていない「怒り」が心の奥(無意識)に隠れている場合も!? | 幸せの種「気づき」
http://bright-ms.net/?p=1443

  • 自分でも気が付いていない「怒り」が心の奥(無意識)に隠れていることがあります。
    • 小さいころ,その「怒り」を表に出すと生きていけないような状態や環境だった可能性があります。
  • 正しく怒りを発散できなかったため、消えない怒りの感情は心の奥(無意識)に蓄積されていきます。
    • その怒りが蓄積されていくことで、怒りが非常に攻撃的な怒りに変化していきます。
  • 心の奥にある怒りが人に投影され、投影の結果、他の人も攻撃的に感じられて”人が怖い”となる場合もあります。
  • 対人恐怖の人は「自意識過剰」になっています。
    • 自意識過剰とは, 簡単に言えば自分の事を過剰に意識しすぎている状態の事
    • 他人にどう思われているか?が過剰に気になる状態です。対人恐怖を克服するには「自意識過剰になった原因を知ることと癒すこと」です。

では,家庭に問題がなかった場合はどうなのだろうか?

その場合も,自分自身の心の中に隠れた問題があるために
外見へのコンプレックスを死ぬほどつらく感じてしまう場合がある。

(2)強い劣等感を感じる原因のひとつは,欠点を隠す「完璧主義」

太ると,体型について「劣等感」を感じる。

その劣等感があまりにも強すぎると,人に会えなくなる。
対人恐怖症である。

ということは・・・
たとえ太っていても,劣等感を強く感じないですめば
対人恐怖や摂食障害にはならなくて済む
はずだ。

どうして劣等感が強くなりすぎるのだろうか?

劣等感を感じる一つの理由は,
理想にこだわり,完璧に見せようとする心理が働くから。

  • テレビのモデルみたいにならねば
  • 世間でチヤホヤされる体型にならねば

というふうに,外部から刷り込まれた価値観が強力に働く。

そのため,劣等感の根底の問題は「完ぺき主義」だと言える。

考えてみてほしい。

たとえ太っていても,
太った自分を受け入れることができさえすれば
劣等感を強く感じないですむ。
そうすれば対人恐怖症にはならないし,摂食障害にもならない。

だから,体型の悩みが要点なのではない。
「完璧主義」が問題の根だ。

対人恐怖症の原因。サークル恐怖症や劣等感・完璧主義,経験の少なさ
http://seikatsu-kurashi.hatenablog.jp/entry/20140420/p2

  • 劣等感や,「自分の欠点を隠したい」という気持ちから 対人恐怖症になる場合も多い。
    • 貧しさなどの家庭の事情で本当に劣等感を感じる場合もあるが, 完璧主義のせいだったりもする。
    • 自分の欠点を隠したい,完璧に見せたいという欲求から, 人に会うのが怖くなってしまうのだ。
  • こうあるべきだという理想や完全欲が強すぎるために、少しの弱点に意識を集中させてしまう。そして、強い劣等感を抱いてしまう


自撮りにハマる人は病気?身体醜形障害となったダニー・ボウマン少年!
http://yukadiary.com/527.html

  • 自撮りにハマりすぎる人は、 完璧な写真のイメージを、自撮りで求めてしまいます。
  • そして、完璧な写真のイメージと比較した結果 自分のここが醜いと思ってしまう(欠点を不必要に意識してしまう)のです

(3)激しい劣等感の原因は,過去の「トラウマ体験」かもしれない

劣等感を過度に増幅させる別の原因は,トラウマだ。

幼いころに傷ついた体験が,
トラウマとして深く根付いている場合もある。

例えば学校でいじめられ,
「デブ」と言われた経験が忘れられないとか。

そういう経験をすると,ひたすら
「自分はダメだ。否定された」
という自己否定だけが心に残る
他人から否定されているような気がする。

そのため

  • 人と会うことが怖くなるし,
  • 他者の視線も気になり,
  • 被害妄想的な考え方も生まれる。

単に人と会うだけで傷つきやすくなるのだ。

こうして対人恐怖になったり,
他人の見た目を気にして摂食障害になる。

視線恐怖症にかかる原因@視線恐怖症を解消する5つの方法
http://sisenkyoufu5.com/08.html

  • 視線恐怖症は、思春期の頃のイジメや性格的なものが原因と分析されることが多い
    • 顔や体型、学歴、経済的な問題などに関する「劣等感」も原因
  • トラウマ、すなわち「心の傷」は、青年になった今も消えることはなく、二度とあの辱めは受けたくないという思いが視線恐怖を起こすのです。
    • もともとの神経質で繊細な性格がベースにある。
    • 誰も見ていない、誰も気にしていなくても、きっと自分を見ていると感じて不安を抱く


対人恐怖症がひどいんです・・・。
http://wailing.org/kokoro/read.cgi?no...

  • 肥満体型での小学校からのいじめと、最近まで働いていた職場が原因で、人の視線をもの凄く気にするようになってしまいました。
    • 外に出ても車に乗ってる人みんな私のこと見て悪口を言ってるんじゃないかとか、見てくる人みんな私のことキモいとかなにこいつとか思ってるんじゃないかと被害妄想をしてしまいます。
  • →人は見た目で決まらないと思うし、文化圏や歴史で「美」の感覚が違うよ。

自分を否定されたので,
「今の自分ではダメだ」と感じ
自分を変えようとして,無理な行動に出てしまう。

たとえば

  • 危険なダイエットや,
  • 物を一切食べない拒食,
  • そのリバウンドとしての過食,
  • そのまたリバウンドとしての嘔吐・・・

などの症状につながることがよくある。

この場合,まずトラウマを癒すことが必要だ。

自己否定された体験を振り払い,
今の自分でよいのだ,と受け入れて納得することが必要。
そして自尊心を回復する。

トラウマを克服して自尊心が回復すれば,
他人に会うことを恐れない。

外見コンプレックス原因説@視線恐怖症を解消する5つの方法
http://sisenkyoufu5.com/11.html

  • 身体的な欠点を他人からからかわれたり、陰口を言われたりという経験が視線恐怖症を引き起こしている例があります。
    • 太っている、器量が悪い…など、見た目に関するコンプレックスが, トラウマ(心の傷)になってしまったと考えられるケース
  • 等身大のままの自分を受け止めるということは、とても勇気の要ることです。
    • 等身大の自分を認めても、いざ「攻撃対象になったらどうしよう」、「何か嫌なことを言われたらどうしよう」と思ってしまう。せっかく自分が認めた自分自身を、他者からの指摘で崩されるのではないか、と恐れる
  • 道で通りすがる人の顔に、いつも注意を払い、その人がたまたま笑ってこちらを見ることがあると、「自分の顔がおかしいから笑ったのではないか」と被害妄想に至ります。


表情恐怖症を解消する5つのコツ
http://hyoujoukyoufu5.com/

  • 「表情恐怖症」は、「醜形恐怖症」とも言われる
    • 自分の顔、体が醜いのではないかと気にしたり、周囲から変に思われているように感じてしまったりする意識が異常に強い状態
  • この悩みに陥りやすい人は、
    • 些細なことを気にする、
    • 自意識過剰、
    • 感受性が強い, といった性格を持っている
  • 幼いころに、学校などで「デブ」などと無神経に言う子供の発言やイジメに何度も遭ったりしたことがトラウマ(心の傷)になっている人の場合、大人になってからも消えない劣等感として刻まれている可能性もあります。
    • 恐怖症の原因の多くは、過去のトラウマ的体験にあります。これを治癒することが、恐怖症の解消に最も近い方法です。
  • 恐怖症の患者さんは、周りから見られることに恐怖を感じ、人前に出ること、人と話すことから遠ざかろうとしています。
    • 根本的な治療をしなければ、一時的に症状が軽くなっても、再発する危険があります。


対人恐怖症の克服方法私(男、20台後半フリーター...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/...

  • 自分に対人恐怖症が発症した原因を単刀直入に言いますと、顔が悪いんです。
    • 幼少期の時かなり太っており, その後も顔だけが太った人の顔のまま
    • 顔が悪いから嫌われるということが頭にあった自分は, 一重で顔のでかい自分を変えようと思った
  • その結果, 摂食障害になりました。
    • 顔が太っているなら痩せればいいんだという考えから、過剰な運動と食べ物のカロリーがいつも脳裏に浮かびました。
  • 就職後,病院ではうつと診断されました。
    • 人と目を合わせて話せるが, その人が自分をどうおもっているか気になる。
  • 今の自分を受け入れることが大切です。
    • 人にはいいところと、ダメなところが誰にでもあります。 ダメなところも受け入れるようにすると、対人恐怖も治っていく
    • 私は太っていますが、人から太っていることをいじられても、傷つきません。それは、受け入れているからです。


対人恐怖症の弟がいます。学校にももう半年行っていません。病院で薬を...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/...

  • かなり体型が大きく、そのせいで学校の友人から陰口を言われたことがきっかけで対人恐怖症となってしまいました。
  • 病院へ通う前までは、「僕なんていなければよかった」「死にたい」などと、こちらから見ても精神的に参っている様子が伺えた。
  • 体型のことがきっかけだったので、ダイエットをしてみたら?と勧めるもののやはり本人の意思では長続きしません。
  • →対人恐怖とは,自分の存在が否定されたか傷つけられたとき発病します。
    • 病気が治るときは誤解が解けた時、自分が他人の役にたったときなどです。

ちなみに,
「欠点が許せないから,変化せねば」という考え方は,
無理な理想を追い求めているわけで,
結局は「完ぺき主義」ということになる。

完ぺき主義の根の深さがわかるだろうか。

(4)劣等感はストレスを生み,ストレスは過食を生む。こうして悪循環へ…

ここまで見てきたような各種の要因で,
外見に劣等感を感じてしまう。

劣等感とは,つまりストレスだ。

そのつらいストレス・うつ状態を解消したい,という気持ちから,
食べる行動に走ってしまう!

悪循環である。
食べれば楽になると考えて,逃避として過食に走ってしまうのだ。

こうして拒食と過食を繰り返し,摂食障害になってしまう。

ストレスによる過食症……肥満と過食の悪循環とは [メンタルヘルス] All About
http://allabout.co.jp/gm/gc/438079/

  • 心理的要因は,過食に拍車を掛けやすい
    • 例えば、何らかの劣等感のために自分にすっかり自信を無くしている場合。もしも自分は周りのみんなより劣っている、といった意識が強くなってしまったら? 
    • もしもその時、食べる事が気持ちを楽にする手段になっていたら、ますますそれに依存しやすくなる
  • 太っていることを気にしている人が、その事を他人にからかわれたりすれば、心は深く傷ついてしまう
    • 特に, 多感な思春期にそんな嫌な事が起これば、それが原因で自分に自信をなくしてしまう
    • すると、この出来事が原因で対人関係に消極的になってしまったり、対人恐怖症に近い状態になってしまったり
  • 負のスパイラルに入ってしまうことで思考がネガティブになり、一時的にでも気持ちを軽くさせるために、食べる行為にますます頼るようになってしまうパターン
    • うつ病など心の病気につながってしまうこともあります。

(5)摂食障害とあわせて発症するのは対人恐怖,うつ病,そして醜形恐怖症(BDD)

摂食障害(過食・拒食)になると,心身のバランスはいっそう崩れる。

もともと対人恐怖を抱えていれば,過食によってその症状はさらに強くなってしまう。

ストレスが原因でたくさん食べてしまった,
太ったんじゃなかろうか,
他人からの見た目はどうなっただろう。
吐き出さなければ!」
と神経をつかう。

過食嘔吐の裏にかくれている対人恐怖症(対人緊張)は、家族でもわかりにくいので要注意(過食嘔吐8年、29才咲子)|摂食障害 カウンセリング治療専門外来(過食症・拒食症)
http://www.yodoyabashift.com/anbu/ant...

  • 過食症(嘔吐)の人は外に出て人と会うのが苦手です。
  • 「太ったって思われないかな。あの人私の方みて笑ってた。きっと醜いデブって思ったんや」というふうに、自分の体型が気になって外出が苦手です。


神経症(不安障害)と森田療法〜公益財団法人メンタルヘルス岡本記念財団
http://www.mental-health.org/check2.html

  • 対人恐怖度チェック
  • Q18.自分の体型または体の一部がみにくいと感じている

対人恐怖症の細かい分類として,
たとえば「視線恐怖」を発症したり,
広場恐怖」を発症したりする。

また,あまりにも傷つきすぎて,引きこもりになることもある。
こうした症状はおかしいことではない。

広場恐怖症とは,パニック障害の一症状で,人が大勢集まる特定の状況への恐怖
http://seikatsu-kurashi.hatenablog.jp/entry/20140420/p1

  • 広場恐怖の原因。 マイナス思考や,自尊心の低さ,劣等感,自信のなさ。
    • とにかく, 人に対して自分はだめだというような気持ち・考え方。
  • あるいはその逆に,自尊心が高すぎて,完ぺき主義で,失敗を受け入れられないので人と会えない,という場合もある。


自己視線恐怖症・他者視線恐怖症の,症状と克服方法
http://seikatsu-kurashi.hatenablog.jp/entry/20140419/p4

  • 自分の視線の置き場に困るのが,自己視線恐怖症。他人の視線に見られている感じがして苦痛を感じるのが,他者視線恐怖症。
  • 著しく自尊心が低いのが原因で、人と話すのが苦手なわけではない. 被害妄想も
  • 克服方法。 別のことを考える,または他人からの評価を気にしないようにする。 いずれにしても,考え方の変化が必要。


ニート・引きこもりの原因と,脱出するための対処法。自分を癒して自信を持ち,外界を向く
http://seikatsu-kurashi.hatenablog.jp/entry/20140329/p1

  • 傷ついた経験から,怖がって他者とのかかわりを避けようとする。結果として引きこもる。いじめや否定的に扱われる経験などを発端に。
    • →まずは安全な場所を設ける。自分を受け入れてくれる場所を設ける。少しずつ自信を回復する。自分を肯定的にとらえる。

摂食障害から神経をすり減らし,うつ病になる場合もある。

そうすると,抗うつ剤の副作用でもっと太る・・・事もある。

この段階でもう既に,非常につらい。

「鬱で太ってしまって鬱」というスパイラルに陥る。

うつ病で,抗うつ薬の副作用で体重増加し太る悩みはどう対処したらよいか。体型より,うつ治療を最優先。過食・拒食を避けよ
http://seikatsu-kurashi.hatenablog.jp/entry/20150623/p1

  • うつ病で太る悩みをどうしたらよいか,について。
  • うつ病で抗うつ剤を飲むと,薬の副作用で太る。これを「抗ヒスタミン作用」と呼ぶ。うつ病が原因で20kg〜30kg太ることなんてザラにある。
  • この対処法として,まずうつ病の治療に専念しよう。 うつが良くなれば,薬を飲まなくて済む。 そして薬をやめられれば,体重も体型も戻るのだ。


鬱で太ってしまって鬱
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/ut...

  • 鬱がひどかった頃は気にならなかったのですが、 少し回復してきてからというもの、太ったことが気になり始め、今では、毎日のように落ち込んでいます。 太ったことだけじゃなくて、自分のあらゆる容姿が嫌になるんです。

そして,対人恐怖の症状が悪化すると,
「醜形(しゅうけい)恐怖症」
になることもある。

これは,自分の外見を極度に気にする症状。

醜形恐怖のことを

  • 身体醜形障害,
  • BDD,
  • 表情恐怖症

などと呼ぶ。

身体醜形障害 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BA%...

  • 身体醜形障害(しんたいしゅうけいしょうがい、英: Body dysmorphic disorder ; BDD)とは、極度の低い自己価値感に関連して、自分の身体や美醜に極度にこだわる症状である。醜形恐怖また醜貌恐怖とも呼ばれる。


心の病気・・・いろいろ
http://www.ops.dti.ne.jp/~iwh/kokoro/...

  • 対人恐怖の様々な種類。
    • 人と目が合ったとき、自分の心の中の醜いところが読み取られそう な気がする視線恐怖、
    • 人の目が気になり緊張してしまい赤面したり冷や汗が出る赤面恐怖、
    • 自分の醜い視線が相手を不快にさせないかと思う対人視線恐怖、
    • 同様に自分の醜い外観や体臭で、相手を不快にさせないかと恐れる 醜形恐怖や体臭恐怖などがある。  
  • 不安や緊張を押さえつけようと無理をし、ますます緊張してしま う悪循環に陥りやすい。


対人恐怖症:緊張しない方法
http://blog.livedoor.jp/iajaga/archiv...

  • 日本人特有のものとして、
    • 過剰に自分の体臭を気にする自己臭恐怖や、
    • 顔や体型などを気にしすぎる醜形恐怖もあります。
  • これら全てが対人恐怖症の原因になるのです。


醜形恐怖は,自分の欠点にとらわれる状態だ。

ここでも,「完ぺき主義」が深く根ざしていることに気づくだろう。

  • 自分の欠点を許せない。
  • 正さなければ気がすまない。
  • 人よりも優れていなければ,自分が存在する価値などない。
  • 他人に完璧に見せなければならない。

こうした心理が働きすぎて疲れきって,
行き着いた状態が醜形恐怖だ。

小さなことが気になるあなたへ/OCDコラム>第131回
http://ocd-net.jp/column/c_131.html

  • 醜形恐怖症/身体醜形障害(Body Dysmorphic Disorder :BDD)とは、自分の外見・容姿について、他人にはとくに気にならないわずかな欠点にまで、とらわれてしまう精神疾患です。
  • BDDは、外見の欠点にとらわれることで、精神的な苦痛と日常生活への支障がもたされます。
    • 実際に外見上欠点とも思われる特徴に対して過剰に悩む患者さんもいますが、他人からはまったく気にならない特徴に対して悩む、「思い込み」である場合も少なくありません。
  • 強迫行為として鏡を繰り返し見たり,美容整形措置を試みたり,公衆の場に行くことを避ける。
    • BDDでは、このような症状に少なくとも1日1時間以上、平均で1日に3〜8時間とらわれます。
  • BDDの患者さんは、子どもの頃、かわいらしい容姿をしていて、周囲(とくに母親)から「かわいい、かわいい」と評価され成長した人が多い
    • この病気の有名人に、アメリカの大スターであった故マイケル・ジャクソンさんがおり、醜形恐怖のために整形手術を繰り返していたことが知られています。
  • BDDでは、対人恐怖(社交不安)を伴うタイプと、伴わないタイプとがあります。
    • 対人恐怖を伴う人は、他人が怖いかどうかというよりも、他人と比べて自分の評価が低い、他人からどう見られているのかといった観念が強く、現実とのギャップが大きいことが症状に影響

ここで覚えておきたい重要な点がある。

それは,「体の問題は,心の問題の現れ」ということだ。

体をいくら変えても解決にはならない。
ダイエットしても治らない。
整形しても治らない。

問題は心にある。
心の傷を癒さないと,外面の問題は繰り返す。

繰り返し述べているように,
「完ぺき主義」に引きずられているのだ。

人生のどこかの時点で歯車が狂い,その時以来,
自分自身を偏った見方で捉えるようになってしまった。

「太っているとしても,そのままの自分を受け入れる」
というのが,解決の出発点になる。
自己の肯定である。

そうやって自尊心を回復させれば,
人に会うのも怖くない。

ストレスや劣等感のせいで食べ過ぎてしまうこともなくなる。
復帰してゆけるのだ。

自分の顔や体型が嫌い!身体醜形恐怖症の克服法とは?
http://行動心理学恋愛しぐさ.com/plastic-surgery/

  • 身体醜形恐怖症とは
    • 自分の顔や体型を醜いと思い込み、鏡や、反射するガラスなどが見られなくなってしまう
    • 人の目も異常に気になってしまうため、外出もままならなくなる症状
  • 美容外科へ施術を求めて訪れる人の約10%は身体醜形恐怖症の人と見られています。
    • ですが、何度施術しても、問題が解決しないことが多いのです。
    • なぜなら、ここを治せば次はここ、というように、気に入らない箇所が次々に表れることで、終わりがないから
  • 本当に治さなければならないのは、顔や体ではなくて、自分の姿をそのまま受け入れられない「心」なのです。